スポーツは基本が大切といわれます。
姫路麗プロのフォーム一見すると
我流で参考になるような部分が
ないように見えますが、姫路麗プロからも
学べる点が多々あります。

今回は姫路麗プロの投球動作を
真後ろから見ることができるので、
そこからわかる基本の大切さを読み取って頂きたいです。

姫路麗プロのスーパースロー動画 一見独特な姫路麗プロのリリースにみる基本の大切さ



姫路麗プロの投球動作は非常に独特です。
ここまで独特なフォームでランキング上位に
食い込んでくる選手はまれではないでしょうか。
(確かオーストラリアの男子選手に両手投げがいましたが^^;)

ですので、一般ボウラーが姫路麗プロの投球動作から
エッセンスだけを抜き取っても良い結果には
つながらないと、私は思います。

もっとも、姫路麗プロの投球フォームの場合、
独特なのは体の使い方にあります。
では、腕のスイングはどうでしょうか。

一般ボウラーがぜひとも参考にしてほしい部分が
この姫路麗プロの腕の使い方です。

プッシュアウェイに始まり、ダウンスイング、
バックスイング、フォワードスイング
(つまり、ボールを押し出してからボールをリリースするまで)
を見てみると一切のぶれがないことがわかります。

姫路麗プロは少しオープンスタンス(厳密な意味では違いますが、
バックスイング時に右肩が少し開いているので用いました。)気味に
右肩が開きます。

通常の振り子投法の場合であれば
肩を開くなと教えられます。
何故なら、肩が開くと腕の軌道がブレてしまい、
思ったところに投球できないからです。

ですが、アメリカのプロボウラーや男子プロボウラーには
比較的多めのオープンバックといわれる投法では
あえて(右利きなら)右肩を開きバックスイング時に
ボールをなるべく高い位置まで持ってきます。

これはボールが落下する力を利用して
スピードを上げるためと思われますが、
その際、得てして肩が開きすぎたり、
ボールが自分の頭よりも逆サイド(左側)
にきてしまうことでスイングの軌道がブレてしまうことがあります。

スイングの軌道がブレるとどうなるかは
想像しやすいかと思います。
つまり、狙ったところに投げられなくなるわけです。

私自身がオープンバックスタイルに変えようと思って
練習していたときは上記のことに気が付かず
よくガターへ一直線でしたw

さて、姫路麗プロはどうでしょうか?
プッシュアウェイからリリースまで
腕の軌道は一定を保ち、一切ブレずに
まっすぐ投げられていると思いませんか?

ここに姫路麗プロの強さ、うまさが見て取れます。
そして、これは一般ボウラーもマネをするべきお手本です。
(肩を開きなさいと言っているわけではなく、
ぶれない腕の振り方をしてくださいね、という意味です^^;)

久々に投げに行きたくなっちゃいました・・・^^;