オーストラリアの両手投げ選手といえば
もうジェイソン・ベルモンテ選手しかいません!

ジェイソン・ベルモンテプロという呼称が正しいのかはわかりません。
ですが、海外のプロボウラーであることには変わりませんw
ジェイソン・ベルモンテ選手の正確無比な
両手投げショットをご覧あれ!



両手投げと聞くと子供のお遊びと思っていた私に
超がつくほどのインパクトを与えてくれた選手が
このジェイソン・ベルモンテ選手でした。

比較的短めな助走からボールを抱え込むような
独特なフォームからボールが出されると
見事な放物線を描きながらポケットに吸収され、
ピン達は見事にはじけ飛ぶシーンに魅了されました。

ジェイソン・ベルモンテ選手はこの両手投げを
ものすごく簡単にやってのけているように見えるので
何度か両手投げをしてみたのですが見事に失敗w

まず、ボールを抱え込みながら
助走をとる感覚がいまいちわからず、
その結果ボールの回転数は上がったものの
スピードがないために曲がりすぎてガターへ。

ほかにも、ボールをリリースするタイミングがわからず、
右手からボトン!!と落ちてしまい、
曲がらないまま右側のガターというなの
ブラックホールへ吸収されていく始末w

このような経験を経て、ようやく両手投げは
それなりに技術のいる投げ方なのだと悟りました。

ジェイソン・ベルモンテ選手はこの両手投げで
PBAで好成績を残しているようですし、
意外と侮れない両手投げ。

考えてみれば、片手投げって本当は不安定な投げ方だと思います。
実際に検証したことはありませんが、
重いボールに指をはめる穴をあけて
振り子のように投げるって不安定ですよね。

機械がやるなら毎回同じ軌道を描いてスイングし、
ボールに加わる回転数やスピードも毎回一定にすることができます。
ですが人間がやるとスイングは毎回ほんの数ミリ単位でずれますし、
回転数もほんの少し、近くでは感知できないレベルで
ずれてきます。

もちろん、両手投げでも同じことは言えますが、
片手で投げるより、より腕の力を効率的に使える
両手を利用したほうが投法としては安定するのではないかと。

とはいえ、私の中でのボウリングは
片手で投げて楽しむスポーツという認識なので
両手投げに改宗するつもりはありませんが
プロを目指していて賞金王になりたいのであれば
一考の価値ありなのかもしれません。